【MHP 3rd】『MH』シリーズが目指してきたものと『3rd』が目指しているもの(その19)(野村) #MHP3

PH19.JPG(その18からの続き)

――モンスターとの立ち回りという点では、タル爆弾や落とし穴など、攻撃系のアイテムも重要になりますが、『3rd』に新たな攻撃系のアイテムはありますか?

一瀬:モンスターとの立ち回りで僕達が目指しているのは、アイテムというよりは、プレイヤーとモンスターのアクション部分の楽しさを追求することです。そのため、アイテムによる遊びを前面に押し出したものは特に考えていません。ただ、従来のアイテムの練り直しはしているので、そういった意味では、限定的に何かしら特殊なものを追加するかもしれません。

――アイテムの練り直しということは……攻撃系のアイテムとはまったく関係ありませんが、ついに銀の卵がお金稼ぎ以外に役立つとか?

一瀬:お楽しみに(笑)。

――では次に、これもまた『MH』シリーズに共通することですが、物欲の連鎖的な側面についてお聞きしたいと思います。あの装備が欲しいけど、そのためにはあの素材が必要だ。でも、あの素材を得るためには、手強いモンスターAを狩らなくてはいけない。そのためには、モンスターAを狩るための別の武器があったほうがいい……といった感じの、例のアレです。もっともっとそうしたくなる、新たな仕掛けは用意されていますか?

一瀬:1つ言えるとしたら、オトモアイルーの装備かな。

――ということは、オトモアイルーの装備もなんらかの素材を得て作るとか?

一瀬:その方法も考えていますが、それだけにしてしまうとクエストに多く行くだけになってしまうので、別の方法も用意しています。選択肢が複数ないと、素材を集めてオトモアイルーのために使いたいという方にも対応できないし、そうでない方にも対応できないので。

(その20に続く)

※インタビュー全文は電撃ゲームス 4月23日発売号に掲載されています。