【MHP 3rd】『MH』シリーズが目指してきたものと『3rd』が目指しているもの(その14)(野村) #MHP3

武器とモンスターに関する
『3rd』でのスタンス


(その13からの続き)

PH14.JPG――フィールドの次は、PVについてお聞きしたいと思います。先日の発表会や公式サイトなどで公開されているPVを見ると、最初の情報としてはかなりの内容が盛り込まれていると思いますが、これについてはスムーズに決まったのですか?

辻本:実は意外にすんなり決まりました。ガンランスはユーザーの方々に人気があった武器でもあるので、絶対に収録したいと思っていました。また、新しく入ったアクションとか、そういったものも少しだけですが、なんとか盛り込もうといろいろ考えました。ガンランスをはじめ、『MHP』シリーズでは初登場となるスラッシュアックスを、PVでは大きく取り扱っています。

――ヒントというべきか、ほかの武器もPVの中にアクションが収録されていますよね。片手剣の盾攻撃とか、ランスのカウンター突きのモーションとか。

一瀬:『2ndG』にはない『3rd』ならではの新要素は、いろいろ取り入れてますね。

――『3rd』で使用できる武器は、現在公開されている12種類が全部でしょうか?

辻本:そうなります。『2ndG』までに登場した11種類に『3(トライ)』で新たに登場したスラッシュアックスを足して、全部で12種類ですね。『3(トライ)』ではボウガンの種類にミドルボウガンがありましたが、今回は登場しません。

――『3(トライ)』では、既存の武器に新アクションが追加されるなど、かなり手が加わっていたと思われます。『3rd』の武器ではいかがですか?

一瀬:変更するべきところは変更して、ゲーム的に今までとテンポが変わるようにしています。もちろん、その武器本来が持つ遊びの要素は失わないようにしていますが。武器によってもどのぐらい手を加えるかは違ってきますが、全体として考えると『2ndG』よりは間違いなく手が入っていますよ。

――『3(トライ)』では、ボウガンがカスタマイズできましたが『3rd』ではどうですか?

一瀬:んー……まあ『3rd』なんで(笑)。現在いろいろ検討中ということで。もちろん、他の武器と同じくイチから考えて練り直しています。

――『3rd』のアクションの感覚は、『2ndG』に近いのか、それとも『3(トライ)』に近いのか、そのあたりはいかがでしょうか?

一瀬:『2ndG』か『3(トライ)』かというと、感覚的には両作品とも異なっていて、『3rd』のアクションという感覚になりますね。

(その15に続く)

※インタビュー全文は電撃ゲームス 4月23日発売号に掲載されています。