【MHP 3rd】『MH』シリーズが目指してきたものと『3rd』が目指しているもの(その8)(野村) #MHP3

PH08.JPG(その7からの続き)

――装備のお話が出たところで、今回の『3rd』では装備にも和風や東洋風のテイストが入っているじゃないですか。装備全般を見て、そういったテイストのものは数多く存在しますか?

一瀬:そこは違います。ハンターの装備は和風や東洋風に偏っていることはなく、今までのシリーズと同様のバランスになっていますね。

辻本:和風とか東洋風とかはテーマとしては存在します。でも、ゲーム全体で考えたときに重要なのは、『3rd』が『MH』シリーズであることなので、そこは誤解されたくないかなと。

一瀬:あくまでも、そういう文化を持った村であって、『3rd』ではそこが拠点です、という感じです。

――『MH』シリーズのなかの1つのバリエーションであり、1つの見え方という感じですね。

辻本:そうです。今までにあった大陸のどこかにこの村があるのかもしれないし、異なる大陸かもしれない。

一瀬:そういった『MH』シリーズとしての大前提を守りながら、『3rd』のハンターの初期装備には、アジア系の衣装、袴やアオザイ、笠などを試してみました。

――編集部で初期装備のイラストを初めて見たとき、「あっ、モンハンフェスタのときに一瀬さんがはいていた、あのズボンだ!」という声が上がりまして(笑)。

一瀬:あのとき僕の中で流行っていたんですよ(笑)。現状では和風や東洋風のイメージのものを多く公開していますが、もちろん、今までのシリーズの雰囲気を持った装備も登場しますよ。

――ハンター装備とか、出てこなかったら驚きですね。

辻本:(笑)。

――ちなみに『3rd』の初期装備ですが、『2nd』の初期装備であるマフモフシリーズは、寒さに強いことから最初のフィールドの雪山で便利でした。そのあたり、今回はいかがですか?

一瀬:ぜひ、楽しみにしていてください。

――少しお話を戻して、村全般について。『3rd』では農場がかなり広いそうですが、これについては?

辻本:明らかに『2ndG』より広いです。アイルーキッチンが『3rd』にはないので、そのぶん何かしらの仕掛けがありますよ。

――あと、村人の人数は『2ndG』より多いですか?

一瀬:大きくは変わらないと思います。

――『2(ドス)』のように、村人と交流するような要素は入っていますか?

一瀬:そのあたりは、従来の『MHP』シリーズに沿っている感じですね。

(その9に続く)

※インタビュー全文は電撃ゲームス 4月23日発売号に掲載されています。