【MHP 3rd】『MH』シリーズが目指してきたものと『3rd』が目指しているもの(その5) (野村) #MHP3

PH05.JPG(その4からの続き)

――そういえば、『3rd』の世界におけるユクモ村の成り立ちはどんな感じなのでしょうか? 設定的な面をお聞かせください。

一瀬:山間にあるユクモ村は、秘湯から発展していった村という設定です。ハンターが療養のために通ったりするとか。温泉の湯気が立っているため、温かみとか、どこか安心感も出ているんじゃないかと。

辻本:集会浴場の外観に描かれている丸いマークがユクモ村のマークです。

一瀬:『2ndG』のポッケ村のマークは太陽の形をしていましたが、今回は湯気が立っているイメージや村の紅葉をもとにして、このマークを作りました。イメージのしやすさがポイントです。

――山間にあって治癒に役立つ秘湯ということは、温泉にサルが入ってきたりしますか? 傷を負ったアイルーが入りに来るとか?

一瀬:その世界では、あるかもしれないですね(笑)。ゲーム中ではそういうシーンはないですけど。

――武器や防具を装備したまま温泉に入ることはできますか? PVではタオルを巻いて入っていましたが。

一瀬:浴場スペースに行くと、温泉に入る姿になります。

――もしかしたら、自分で防具を外して行かないといけないのかなと思っていました(笑)。

一瀬:そこはゲーム中のハンターが、がんばって瞬時に着替えてくれます(笑)。

――あっ、肝心なところを聞き忘れていました。温泉に入ると、どんな効果がありますか?

一瀬:まず、今回はアイルーキッチンがありません。そのかわりの要素となるのが温泉なんです。つまり、温泉に入ることでステータスアップなどの効果が得られたりします。集会浴場は、いわゆる集会所の中に温泉がある作りになっているので、みんなで集会所クエストをプレイしているときでも、テンポよく利用できますよ。

辻本:集会浴場の真横に自宅があり、ロードは入りますが集会浴場の中から自宅に行けるようにしました。自宅と集会浴場の間に渡り廊下があるようなイメージを持っていただければ。

(その6に続く)

※インタビュー全文は電撃ゲームス 4月23日発売号に掲載されています。