【MHG】白毛と黒毛と、言い出せなくて。(2/4)

つくづく、僕は貧乏性なのだと思います。時間制限のあるクエストと聞いただけで、どうしてもプレイしてみたくなります。だって、この機会を逃したら、またいつ遊べるかわからないわけじゃないですか。もしかしたら一生、遊べないかもしれないわけですよ。その時の自分の実力やら装備やらアイテムやらは度外視で僕は街に向かい、インナーのみにアイアンランスで酒場に入っていき、「白毛と黒毛の闘技場」を受注しました。

「入っていいですか?」。

ほっと一息つくかつかないかで、一人のハンターさんが話しかけてくださいました。すばらしい! すばらしいよ! ミナガルデ! と感激したのですが、またも大失態です。あわてて来たので、USBキーボードもつないでいなければ、どうやってソフトウェアキーボードを表示するかもわかりません。四苦八苦しながら、いろんなボタンを押してみました。酒場の僕はインナーにアイアンランスで席に座ったまま、リアルの僕は大あわてです。酒場の僕はビール(?)のジョッキを手にしていますが、そんな余裕は、リアルの僕にはまったくなく、僕よりもずいぶん立派な装備のそのハンターさんも、なんだか手持ち無沙汰で僕を見下ろしています。実際にはほんの数秒だったと思うのですが、僕にはそうとう長い時間に感じられました。やっとソフトウェアキーボードを画面に表示し、「よろしくお願いします」と入力しました。よかったぁ、待っててくれて。間もなく、そのハンターさんがインナーにボウガンで戻ってきて、2人で闘技場に出発しました。


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