【BANK RUN】メガCDっぽい実写取り込みアクション! 以前よりもはるかにおしゃれで画面もキレイ(当然)

まずは、下の画面写真をどうぞ。


これは「BANK RUN」のオープニングムービーです。全編英語なのでよくはわかりませんが、なんか犯罪的なにおいがしまくりますね。ガールフレンドが誘拐されたってところだけは、なぜか聞き取れました。そして、このゲームの主人公、敵キャラクターはすべて、実写取り込みです。昔なつかしい実写取り込みです。「モータルコンバット」を思い出させられます。メガCDで出てたんじゃないか? このゲーム……とか思ったりもしましたが、キャラクターのファッション、ムービーのセンス、そして画面のキレイさは、どうひいき目にみてもメガCDより上です。オールドSEGAファンとしては、くやしいくらいです。

熱いストーリーに従って展開するゲームは2種類です。まずはストリートモードでは、前後から襲い来る敵を撃退します。攻撃方法は2種類で、遠くの敵は銃で撃ち、近くの敵は殴ります。一発で死なない敵がいるのがなぜかなのかはわかりませんでしたが、なんの疑問を持つ必要もなく、進められます。

リロードにはけっこう時間がかかるので、ちゃんとタイミングを見て、余裕のあるうちに済ませておきましょう。

また、前の敵を殴ったのに、背後の敵も殴れてしまう当たり判定も、昔ながらの実写取り込みアクションらしいところです。

また、ステージ間にはムービーシーンも待っています。けっこう長いです。そして、アツイ……感じがします。

ムービーは最初っからすべて見ることができるのでw 「続きを見よう!」というような、プレイの動機にはならないんですけどね。

もう1つはエレベーターモード。主人公をホールドし続けるとエレベーターの扉から身を乗り出し、攻撃可能になり、指を離すと隠れます。敵の頭上に表示されるゲージが白→オレンジ→赤→バーン! となるので、ぶっちゃけ、覚えてしまえば簡単です。攻撃は別な指で照準をスライドさせ、狙いを定めたらタップです。

というところで以上終了! というゲーム性ではありますが、昔なつかしいメガCDの実写取り込みアクションゲームを現在でも楽しみたければ、正直、これしか選択肢はないと言っても過言ではないでしょう……って、そんな理由で「BANK RUN」に興味を持ち、プレイする人がどれくらいいるのかさっぱりわかりませんが、万が一、そういう方がいらっしゃったら、「我が友よ!」とばかりに握手してハグしておすすめします。

あ、もちろん! 劇中で使われているケータイはiPhoneです。ケータイ好きな捜査官といえばジャックですが、彼はiPhoneなんでしたっけ?


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※原稿執筆時点の価格:230円


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