【エストポリス】ちょい長めプレイレポート その8[まとめ:『エストポリス』にハマった10の理由][そみん] @MIYATA_ESTPOLIS #estpolis

■まとめ:『エストポリス』にハマった10の理由■

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最後になりますが、なんで自分が『エストポリス』にこんなにハマッたのかを考えてみました。わりと本能がおもむくままに出てきた言葉が、下の10個となります。

(1)神レベルの音楽
(2)ガイのおバカさ
(3)ハイデッカのおバカさ
(4)ジミー&ジェミーのおバカさ
(5)いにしえの洞窟の終わりのなさ
(6)簡単操作で豪快アクション
(7)バリエーション豊かな謎解き
(8)純情乙女のティアに萌え
(9)意外とお茶目なセレナのギャップに萌え
(10)ちょっぴり天然なアイリスに萌え

「おバカさ」と「萌え」が大半を占めているのは、我ながらどうかと。でもたぶん、キャラクターの魅力、ひいてはそんなキャラクター達が織りなすストーリーの魅力は、やっぱり大きいんですよね。いろいろと衝撃的な展開が待ち受けているシリアスで熱いメインストーリーももちろん好きですが、それを分解していくと、キャラクターごとのエピソードが魅力的だということなんじゃないかと。ちなみに、おバカさの一例として、いつもノリノリな義賊カップル・ジミー(男)&ジェミー(女)がマキシムに追いつかれそうになった際のかけあいをどうぞ。

ジミー:いや、100年は早いな。
ジェミー:100年もたったら、おばあちゃんになっちゃうわね。
ジミー:100年たっても、ジェミーは美しいさ。
ジェミー:あら、ジミーだって、何年たってもステキよ。
ジミー:じゃ、行こうか。俺たちの100年後へ。GO! ミレニアムセンチュリー!
ジェミー:ステキ〜。
マキシム:ミレニアムって、1000年だよな……?

もっとおバカなかけあいもたくさんありますが、こういうノリが好きだと、たぶん自分と同類かと。で、こういう会話を聞いただけで「このジミー&ジェミーは最初は敵だが、きっと後半には主人公達に力を貸してくれるナイスなヤツらに違いない!」なんて感じてしまうセンスの持ち主は、間違いなく『エストポリス』を楽しめると思いますよ。お約束ははずさず、それでいて要所要所で想像のナナメ上をいく展開で楽しませてくれるのが“宮田節”ですから。

ゲーム部分としては、「アクション部分」「謎解き」「いにしえの洞窟」の出来のよさにハマった形です。キャラクターを使い分ける楽しさや魔石での強化といった部分も楽しいですが、それらがすべて集約されているという意味で「いにしえの洞窟」をイチオシしたいところ。この洞窟だけで、マジで1本のゲームとして遊べちゃいますって。アクション好きとやり込み派の方は、手を出してみて損はないかと。

あ、音楽のよさは最初にさんざんプッシュしましたが、ここでももう一度プッシュします。とにかくサイトで視聴してみてほしいです。これまた個人差はあると思いますが、バトル系の音楽を聞いて「熱い!」と感じられる方なら、『エストポリス』はバッチリ楽しめるはず。

エストポリス』への愛だけで長々と書きましたが、そのひいき目を抜きにしても、よくできたゲームだと思います。結局のところ、おもしろく感じるかどうかは人それぞれですが、少なくとも自分は2周クリア+いにしえの洞窟を攻略中という状況で、60時間近く遊び続けてます。長く遊べるから良作というわけでもありませんが、ちくちくと遊び続けてしまうスルメゲーとしての魅力も大きいので、興味を持った方はぜひ遊んでみてくださいませ。

最後になりますが、当然ながらSFC版からのシリーズファンは迷わず“買い”で! SFC版と同じスタッフが作っているから、きっとウマが合うはず。音楽もSFC版を忠実に再現している感じですし。移植ではなく新作なので、SFC版のほうがおもしろかったと感じる方もいるとは思いますが、逆に今回の『エストポリス』のほうが楽しく感じる方も多いかと。特にA・RPGになったことで、テンポのよさは格段に上がってますから。アクション要素が強い=難しそうと感じるかもしれませんが、操作方法は簡単なので大丈夫です。とにもかくにもこの新シリーズの今後の展開を応援する意味も含めて、シリーズファンは迷わず“買い”でしょう!!


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