【ふり向けばニンテンドー】週末は、Wiiのシアタールームでお過ごしあれ!(後編) #dgames #followmeJP

※この文章は電撃ゲームス12月17日発売号に掲載されたものです。


気になる画質は?
使い勝手は?

 では、気になる画質の方はというと、ひと言でいえば“DVD未満VHS以上”といった感じですね。そのため、画質に関しては、割り切って使っていく必要があると思います。ただ、アニメに関しては十分に観られるクオリティであると思います。もちろん、地デジ並の画質とはいえませんが、個人的には気にならないレベルですね。

内田プロフィール.jpg任天堂とともに歩んでうん十年

新担当になりましたナル内田です。ゲームに好き嫌いはないんですが、あえて好物をいえば80年代のゲーム全部かな。以後よろしくお願いします。

 一方、実写の方はというと、こちらはやや厳しい面もあり、観ていて画質が気になるときがありました。シアター鑑賞中の操作面では、タイムカウントのバーで自由に場面変更ができ、レスポンスも良好。そのほか、特に不便さを感じることはありませんでした。

 というわけで、トータル的なバランスから「シアターの間」を評価するなら、「使ってみたい」というのが本音です。自分の場合はあまり画質にもこだわりませんし、観られて楽しめればという姿勢が前提にあるので、サービス自体には非常に期待しています。
 例えば、雨の休みの日に「でかけるのは面倒くさいので、シアターの間でも観るか」、そんな利用方法が現在提供されているサービス内容との心地いい距離感なのかもしれません。あとは、コンテンツ次第です。今後、そそられるタイトルが配信されれば、天気に関係なく「シアターの間」を楽しむ日々が来るのではと思います。配信される内容しだいで満足度が様変わりするサービスだけに、今後の展開に期待ですね!


DSiといっしょに使えば
シアターの間はもっと便利!?



DSiでも「シアターの間」気分

 DSiウェア向けに『どこでも Wiiの間』というユーティリティソフトが配信されています。これは、「Wiiの間」と連動して、サービスの一部を持ち出せる専用ソフトのこと。ネットにつないで、DSiから直接「Wiiの間」につなげるのではなく、Wiiを介して間接的に「Wiiの間」を楽しめます。でも、全部を持ち出せるわけではなく、「持ち出し可能なビデオ」と「ビデオクーポン」のみ、DSiで持ち出し可能。「どこでも Wiiの間」の場合は、ネットに直接つなぐわけではないので、どこでもみられるってのが特徴なのです。


便利だけど手間もかかる

 ビデオ画質の方は、DSiでみると非常にキレイ。Wiiでみるよりも、個人的には画面のちらつきが気にならなく見えるほど。また、保存にはSDカードも選べ、容量しだいでは相当数のビデオを持ち歩くこともできちゃいます。ちなみに、サンプルで入れた約8分半のビデオは、約180ブロックほど。このビデオを基準に計算にすると、1分が約20ブロック換算となるので、2GBのSDカード(約12000ブロック)だと、約10時間ものビデオが入るってわけなんです。気晴らしに映像って感じよりも、長旅のお供のになんてこともできそうなほど充分な量がはいるってわけです。
 ただ、問題もあります。というのも、WiiからDSiへの転送に時間がかかるんです。約8分半の映像(180ブロック)の場合、転送準備に約1分、転送に約7分で計8分ほど、つまり再生時間くらいの転送時間がかかります。こうなると、数多くビデオを持ち出すのにも、ちと面倒なのは事実です。画質が良いだけに、あと少しでもっともっと使えるサービスになるので、転送の手間は改善して欲しいなぁと思うしだいですね。

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