#dgames #mh3 【狩られ道亜種】モンスターハンターフェスタ'09を終えて…… ロングインタビュー COMPLETE EDITION 壱 [倉西]

※この文章は電撃ゲームス Vol.3に掲載されているものの完全版です。

対決！　ロアルドロス討伐……でしたが

ケントおにいさん（『MH3(tri-)』メインプランナー／木下研人氏。以下敬称略）：4分もかかるとだれるんですよねぇ、なんかねぇ、待ってる方が。

辻本良三氏（『MH3(tri-)』プロデューサー、以下敬称略）：ほんまやなぁ。ところで、倉西さんたちは、作戦は立ててきたんですか？

ーー（ーー部は倉西）いちおう……ないというわけでもなかったです。
辻本：そうなんですか？　おかしいなぁ、あんまり変わらないですよね、作戦自体は。武器の組みあわせも大剣とハンマーで同じでしたもんねぇ。（作戦も）違うところと言えば最初に大剣がハンマーに怪力の丸薬渡すくらいでしたよねぇ。

木下：それで、なんで僕らが2分31秒で、倉西さんたちは4分36秒なんですか？　このロアルドロス討伐（闘技場）。

ーーそれは……男塾先輩が落ちたりして……いや、はいはい、もういいですよ、もういいです！　僕たちの完敗です、ロアルドロス討伐は！　ベストタイムも負けてますから！　もういいじゃないですか、この話題。

木下：ちなみに僕らのベストタイムは、2分11秒でした（注：倉西／男塾先輩組のベストは2分25秒……遅っ）。

辻本：昨日の晩に2時間くらいしか練習してないのになぁ（笑）

ーーもういいですって！　モンハンフェスタを終えて……というインタビューにかこつけて大阪におじゃまして、でもって決勝大会一回戦と同じロアルドロス討伐でお二人に勝って、インタビューなんか全然しないで、ちょっと楽しい気分で記事を作ろうとした僕が悪かったです。ほんとにごめんなさい。じゃあ、今日はもう帰っていいですか？　この企画、倒れましたからね！　もう、ばったり！

辻本：（ロアルドロス討伐の）作戦は僕が立てました。図まで描いてね。

木下：僕です！　完全に、僕が司令塔です！　だって、作戦立ててもその通りに動けないし、武器だって片手剣で出てきたりするんですよ、辻本は。

辻本：行った、行った、片手剣で（笑）　でも、それ、2、3回やろ？

木下：それだけじゃないですよ、閃光玉も麻痺投げナイフもハズすし、しかも、なんでハズせるんですか？　というばっちりなタイミングで。もう、2時間みっちり練習よりもののしりあいですよ。力尽きた方がすぐリタイアするという暗黙のルールがあったんですが、そのあと、残ってた方から電話かけるんですよ、「おまえ、なにしてんねん」って。そういう時だけは、プロデューサーもなにもないですから。

辻本：そんなん言うたら、まるで俺ばっかり力尽きてたみたいやん。僕だってあれなんですよ、ケータイの充電切れるくらい電話かけましたから。

ーーかかってきても、ケータイの電池は減ると思うんですけど。

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