【ストリートファイターIV 全国大会】その時は躊躇なく

st40002.JPG本日(1月18日)、アーケード版「ストリートファイターIV」の全国大会決勝が、品川インターシティホールで開催されました。もろ「ストII」世代のゲームライターとしては、やはり興味がありまして、おじゃましてきました。当然ですが、「IV」です、「II」ではなく。わかってはいるのですが、つい編集部で「ストIIの決勝、18日だっけ?」とか聞いてしまい、苦笑されましたorz ん〜、でも、僕らの世代的にはしかたないところでもあります、はい。

当日、僕は電撃PlayStation代表の闘いっぷりを見てやろうと思っていましたので、午後のプレス対抗戦にあわせて会場入りしました。驚いたのは、会場を埋め尽くした若いファンのみなさんの熱気。僕らくらいの年齢のオールド・ファンもいるのかな? と思っていたのですが、まったく見かけませんでした。「ストII」から「ストIV」へ、ゲームがまったくの別物になったわけではありません。大胆に進化はしていますが、ベースラインは同じタイプの対戦格闘ゲームです。そのベースラインが、あれから20年を経た今もなお、現役バリバリのゲーム・ファンから高い評価を得ているんですね。なんだかうれしくなりました。俺も20年前、そうだったんだよ! まったくもってキミたちほどはうまくなかったけど!

さて、プレス対抗戦ですが、たぶん電撃オンラインのニュースになると思いますので、くわしくはここでは割愛させていただきます。こう書いているということは、優勝はできませんでしたorz 準優勝もしておりません。しておりませんが、編集長としては満足もしています。なぜなら、電撃PlayStation代表として闘ったヤツは、自分のキャミィ好きを証明したからです、「ストIV」の腕前ではなく。ヤツは抽選で割り当てられたフェイロンを使っていたのですが、2回戦の相手がキャミィでした。ヤツは別に、フェイロンがまったく使えないというわけでもありません。使える! というほどでもないのでしょうが……しかし……あまり攻撃を出さなければ、それはもう、勝てるわけがありません。ふがいない戦いの末に敗れ、MCのお姉さんからマイクを向けられたヤツは、こう答えました。

st40017.JPGキャミィには、手を上げられません」。

よく答えたw それでこそ電撃PlayStationではないかと思います。自分が大好きなキャラクターです。シリーズを通して、何年も愛してきたキャラクターです。そうそう簡単には、殴り、蹴ることができない気持ちはわかります。プレス対抗戦に負けたことは残念ですが、今日だけは、ヤツを許そうと思います。

もちろん! 僕もそんなにうまくはないですから、その後、開催された全国大会決勝大会の準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝戦のレポートなんて、とてもとても……ですが、会場に来ていた西岡@電撃PlayStation副編集長も言ってました。「見てると、ほんっと、やりたくなりますね」。それも大正解で、こんな僕でもPS3版の発売が待ち遠しくてしょうがないです、はい。会場で発表されたのですが、今回のオンライン対戦は、アーケードの乱入システムを再現しているようなので、かなり際限なく、いつまでも続けられそうな気がします。ヤバイ。24時間とか、平気でやっちゃいそうです、あの、頭の芯が痺れるような緊張感は、「ストリートファイター」でしか味わえないものですから。

その時は遠慮も躊躇もなく、ヤツのキャミィを叩き伏せてやりますw

※写真は、電撃PlayStation代表が完膚なきまでに敗れた瞬間のものです。写真に写っているプレイヤーは、電撃PlayStation代表ではありません、念のため。
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