【34時間連続更新】全米が泣いた! そして、大阪は笑った! 「パワプロクンポケット」 第26回

パワプロクンポケット10」12月6日発売!
(C)2007 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
(社)日本野球機構承認 NPB BIS プロ野球公式記録使用 阪神甲子園球場公認

※ジャケット画像はTSUTAYA onlineに掲出されているものです。
※この文章は電撃パワプロという増刊号のために書かれ、後にブログにアップされたものの再掲出になります。

土曜の午後は、道頓堀アワーに吉本新喜劇
合計二時間、みっちりお笑いが放送されるんだよね。

会食場所である鶏料理の「とり藤」は、パワプロプロダクションからひと駅ほど歩いた福島駅のガード下にある。二年前、はじめて倉西がパワプロプロダクションを訪ねた時に偶然見つけた店だった。それ以来、パワプロプロダクション御用達の店になっていて、藤岡が描いたパワプロクンの色紙が、「大阪名物パチパチパンチ」で有名な吉本新喜劇島木譲二の色紙と並んで飾られている。

西川さんが言ってたよね、関西の原風景って。商店街、住宅街、河原。「パワポケ」ってさ、やっぱり関西の子どもが作ってるゲームなんだよね。決して今の子どもじゃないのに、今の子どもたちにウケてるっていうのはスゴイ。これは極論かもしれないけど、関西の子どもはね、笑いの英才教育を受けるんだよ。土曜の午後は、道頓堀アワー(寄席中継)が一時間、吉本新喜劇が一時間、合計二時間、みっちりお笑いが放送されるんだよね。学校から急いで帰ってそれを見ながらお昼を食べて、でもって遊びに行く。そういえば夏といえば、なんであんなにそうめんだったんだろうとか思うけどね。で、遊びに行くっていっても今みたいにゲームがあったり何があったりってワケじゃないからさ、たいてい校庭で野球なんだよ。

※この文章は2006年5月に書かれたものです。
※「パワプロクンポケット」シリーズの公式サイトはこちらです。