GWレビュー 「JEANNE D'ARC」(ジャンヌ・ダルク) その2

(C)2006 Sony Computer Entertainment Inc.
JEANNE D'ARC(ジャンヌ・ダルク)ゴールデンウィークなので、たぶんゲームニュースも少ないだろうなぁということで、レビュー記事をアップしてみることにしました。全部、以前のブログのコピペですが!orz

※以下の文章は、2006年12月05日に公開されたものです。

「JEANNE D'ARC」(ジャンヌ・ダルク)プレイインプレッション 第2回

どうも、電撃の倉西です。11月22日に発売になりましたPSPシミュレーションRPG「JEANNE D'ARC」(ジャンヌ・ダルク)、まだまだプレイしてます。クリアできてませんけど……というのも、前回(関連記事:「JEANNE D'ARC」(ジャンヌ・ダルク)プレイインプレッション)はバーニングサイトとコンビネーションガードで、キャラクターを動かす順番を考えることにハマッていますと書きましたが、その後、予想通り、スキルストーンの合成にハマりまして、素材となるスキルストーンを集めるために、フリーバトル(ストーリーとは関係のない戦闘。専用のマップもあるが、ストーリー上、戦ったマップがフリーマップになって戦うことができるようになる場合もある)を戦いまくってですね、話が全然、進んでない……って、やっぱり一文が長いですね、すいません。

ところが! あたりまえなんですけどね、考えてみれば。ストーリーを先に進めないと出会えない敵もいて、でもって、その敵が主に落とすスキルストーンもあるわけで……ということに昨日、気がついて素直にストーリーを進めています。

さて、前回はほとんど書いていないので改めて書きますと、スキルストーンというのは敵を倒すと落とす宝石のようなもので、赤・紫・緑・青の4種類があります。それぞれ、赤はコマンドで発動する必殺技、紫は自動発動する技、緑はコマンドで発動する魔法、青はステータスに影響を与えるものというふうに分かれています。各キャラクターには、そのスキルストーンをセットするスキルスロットがあり、そのセットでキャラクターの能力をカスタマイズしていくことになるわけです。最近だと、なんとなく「聖剣伝説DS」を思い出しました、個人的に。

そして、ここがヤバイわけですが、このスキルストーン、合成することができます。ガマールというガマガエルのキャラクターがスキルストーンを2つ飲み込んでゲボッとやると(いや、かわいいですから、実際は)、1つのスキルストーンになります(写真1)。これが楽しい。楽しくてやめられない。ゲームについても、実生活でも、特別に収集癖があるほうではないのですが、新しい組み合わせを求めて、ずっと合成だけやっていたりします、気がつくと。合成結果はレシピとして記録されていくのですが、(レシピによると)122種類あるらしいスキルストーン(内訳は赤:61、紫:10、緑:15、青:36)のうち、現時点で58種類しか、合成の組み合わせがわかっていません(内訳は赤:26、紫:4、緑:13、青:15)。……まだ半分もわかってないのかぁ。やっぱり素直にストーリーを進めて、いろいろ集めていかないとダメだな。

実際、スキルストーンのつけ方ひとつで、キャラクターの能力はかなり変化します。今、僕のジャンヌは基本的に「HP+100・攻撃力+10・Expボーナス・先制・HPリカバリー・ヒール2」をつけています。プレイしている方々はおわかりでしょうけど、ただただ叩くキャラクターです。ストーリーに関わるのでくわしくは書けませんが、ジャンヌはちょっと育てないといけないので、Expボーナスが必須なんですよね。HPも低めなんでHP+100をつけて、さらにHPリカバリーで毎ターン回復させないと。かなりチキンな育成ですが、仕方ないというか、はい、チキン野郎です。

スキルストーンのつけ方はたぶん、「これが正解!」というほど決定的なものはなくて、プレイヤーが思うように合成して各キャラクターにつければいいのかなと思います。このへんも、実にベーシック。改めて感じるのですが、ベーシックながら奥の深いルールをユーザーに提供して、それで自由に遊んでもらうというのがコンピュータゲームの大きな特徴ではないかと思うんですね、「ジャンヌ・ダルク」をプレイしていると。そうそう、ショップに売ったスキルストーンは、そのままショップの在庫として売りに出されます(写真2)。買い直すことができるので、万が一、資金に困った場合でも安心して売ることができます。それもうれしい。

あぁ、ただ、これは考えた方がいいかもと思うのは、属性毎の相性です。このゲームには太陽・星・月という3つの属性があり(正確には無属性というのもありますが)、太陽は星に強く、星は月に強く、月は太陽に強いという3すくみの関係になっています。でもって、炎系の攻撃魔法は太陽の属性、氷系攻撃魔法は月、雷系攻撃魔法は星と、攻撃魔法には、それぞれの属性が割り当てられています。戦闘に入る前に敵キャラクターの属性をチェックしておけば、当然、セットすべき魔法の系統がわかる(写真3)というものです。もちろん、普通に「●の精霊+2」をつけてもいいんですけどねって(写真4)……あたりまえですか? こういうの。戦闘開始前は、いつでも編成画面に戻れる(写真5)のもありがたいんですけど、僕的に。

というわけで、プレイインプレッション第2回は中途半端なスキルストーンの話ですいませんですが、おもしろいですから、「ジャンヌ・ダルク」。まだプレイしていないという方はぜひぜひ、手にとってみてください。でもって、スキルストーンのセットについて教えてください。あ、そういえばジャンヌのコスチュームが途中で変わるんですが、タイプ。さらにどうでもいいことかもしれませんが。

※コピーライト表記:(C)2006 Sony Computer Entertainment Inc.