【Solarobo】熱き想いで作られた『ソラロボ』の世界。(その7) (アラケン) #solarobo

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(その6からの続き)


サブシナリオのクエストにもさまざまな
仕掛けや楽しみが用意されている

――メインのシナリオ以外の楽しみとして、サブシナリオにあたる「クエスト」もあるようですね。

野口:ダハーカのフライヤーモードで遊べるクエストと、アングラーモードで楽しめる戦艦つりは、開発初期の頃から入れようと考えていました。

松山:基本的なアクションはどこでも行えますが、なるべく、それぞれの浮遊大陸の島で違ったアクションを楽しめるようにしています。

野口:どこでも空を飛べたり、戦艦つりをできたりすると、ゲーム内容の整合性がとりづらくなるという事情もあります。また、どこでもなんでもできる状態だと、プレイヤーが集中して遊べなくなるんですね。ですから、1つの島では1つの要素をしっかり遊ぶスタイルにしました。それぞれが骨太でおもしろいですよ。

松山:特に戦艦つりがオススメですね! これは、ディレクターの磯部が描いた雲海に鎖を垂らして戦艦をつり上げているイラストがありまして、それを見て「よし、やろう」ということで決まったアイデアです。

野口:レスポンスがよくて爽快感があることを重視して調整しています。戦艦をつり上げたときの演出はなかなか迫力がありますよ。魚つりのゲームは世にたくさん出ていますが「戦艦をつってお宝をGETする!」なんていう破天荒な内容はほかにはないですよね。それに、超重量の戦艦をつり上げるという、ロボならではのアクションを楽しめるのもポイントだと思います。

松山:イデアが出た当初は、幽霊船が出るような海賊船の墓場でつりをしようという話だったんです。そこで、魚影が右に行ったり左に行ったりするアクションを入れたいよね、という話になっていきまして……。

野口:でも、無人の船が動かすわけにはいかないし……と振り出しに戻っちゃって。その後、紆余曲折を経て、最終的に沈没している戦艦を宿(ヤド)にするでっかいヤドカリがいるという設定が生まれたんです。


※インタビュー全文は電撃ゲームス 5月21日発売号に掲載されています。

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