【Mr.AahH!!】 足場から足場へ飛び移る! ワンタップのターザンアクション

ロープにぶら下がった主人公(?)を足場から足場へ飛び移らせるアクションゲーム。タイミングを見て画面をワンタップ!

「プレイしてくださるみなさんが、思わず「あっ!」と声が出してしまうようなゲームが作りたい」というお言葉通りのタイトルw 今回のインタビューは、このタイトルをどう読むのか? ということの確認からはじまりました。プレイヤーがやることといえば画面をワンタップして主人公(なのか?)をジャンプさせるだけなのですが、風向きや重力、足場の高さが異なるため、計算なしには無事に飛び移ることはできません。

追い風、向かい風が吹きます。それも計算して、タップするタイミングを調整する必要があります。風は、案外読みやすい? かも?

上下方向に影響する重力があります。これが読みづらい。予想以上に大きく浮き上がることがあるので、特に上向きに注意です。

足場の中央に近い位置で着地するほど、得点が高くなります。最も高いのは、中央ぴったりに着地した場合。画面に「Just!」と表示されるだけでなく、連続すると得点が2倍、3倍と増えていきます。連続ゲットはかなり難しいのですが、当然! 積極的にこれをめざしていきたいです。

当然のことながら、悩まされるのはタップするタイミング。画面内の情報が多くはないので、計りづらいんですね。僕個人は主人公の足を見て決めてます。ブランコで足を前に出すタイミングをイメージして、そこを中心に微調整しています。


●PONOSさんへの「Mr.AahH!!」インタビュー

ーーそもそも、このタイトルは、どうお読みすればいいのでしょう?w

ミスター・アーアー……ですねw

ーー実際にプレイさせていただきましたが、こんなシンプルなゲームなのに、ハマるのはもちろん、いろんなこと、考えてしまいますよね、タップするタイミングについて。僕は、グラフィック的には厳密にはないと思うのですが、ブランコに乗っているところをイメージして、今! 足を前に出す! というタイミングでのタップを基本にしています。

そもそも、このゲームは、足場に跳び乗る、跳び移っていったら気持ちいいよねということから着想しました。グラフィックはシンプルなのですが、ロープのなにかが影響されるんじゃないかとか、ヘンな憶測が(倉西さんの)プレイに悪影響を与えているんじゃないかとも思いますねw 実際、バランス調整には長い時間をかけまして、わかりづらいのですが、傾きセンサーで若干の補正が入れられるようにもなっています。

ーーえっ! それは……気がつきませんで……。

わかりにくくて、ごめんなさいw 1つ、アドバイスをさせていただくとすると、風や重力は、ロープから手を離したあと、つまり、タップしてから着地までの間、キャラクターに影響します。ロープにぶら下がっている間は、なんの影響もありません。

@appbank氏(AppBank編集長。以下敬称略):女性にもウケがいいんじゃないですか?

どうでしょう。狙っているということはありませんが、落ちた時の「あぁ〜」という声はかわいいかもしれませんね。失敗した時の声なんですけどね・苦笑 アイディアとしては、声はいっぱい入れようというものもありましたね。

@appbank:PONOSさんのアプリは、無料版がリリースされると、有料版がまたチャートで上位に入ったりしますね。パブリシティやプロモーションについては、どのように進められていますか?

特別、なにかを考えているということはありません。リリース資料を、媒体のみなさんにお送りするくらいです。感触としては、おかげさまで「パズルプリズム」が大変好評をいただいていますので、それに引っぱられているんじゃないかと思います。

ーー「Mr.AahH!!」は、失敗すると難度が下がったりしますね。あの仕様には好感を持ちます。といいますか、助かってますw

ちょっと矛盾するんですが、2つのことを考えています。1つは、プレイしながら、文字通り「あっ!」と叫んでほしいということです。もう1つは、ジャストの連続を気持ちよく楽しんでもらいたいということです。ゲームの難易度、風向きや引力については、この2点を考えて調整しました。本気でプレイするとけっこう緊張するゲームですが、難しくしようとは思っていないんですね。どうしたら楽しんでもらえるか、それがキモなので、やはりやさしいところも用意しないと続けていただけないかなと思ってます。そうした方が、はじめての方でもプレイしていただきやすいですしね。


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※PONOSさんのツイッターアカウントは@PONOS_GAMEです!



※「RYUICHI SAKAMOTO:PLAYING THE PIANO JAPAN FAN'S SELECTIONS」をiTunesで! 坂本龍一 - Ryuichi Sakamoto: Playing The Piano 2009 Japan Fan's Selections