【DEAD RISING2】あ、そういうゲームだったんですねw

いきなりあれですが、僕、ホラーが苦手です。最も苦手なのはジャパニーズホラーと呼ばれるヤツです。一時期、深夜にテレビをつけていると、めちゃめちゃにCMが入ったじゃないですか、ホラー映画やらDVDやら。も〜う、ダメ。一切受けつけませんでした。しかも、あの当時の流行だったのか、最後にどーん! と、コワイというかびっくりする映像が流れたりしてですねぇ、まじめに映画業界のやり口に腹を立ててました。トイレ行けなくなるし、本当に。

そんなわけで、ホラー系のゲームも基本的にはプレイできないのですが(ついでに言うと、電撃PlayStationの編集長だったころ、掲載する画面写真にも明確な制約を設けたりしました。それがよかったかどうかはわかりませんが、個人的にはよかったと思ってます、今でも)、電撃ゲームスで特集を組んだり、iPhoneにもバカみたいに人気タイトルがあるので、ようやくゾンビゲームは慣れてきました。ゾンビゲームって、こわくないんですね。むしろ笑えるというか、僕はそこまでの境地には達していませんが、愛情をもってゾンビを鑑賞する人がいるというのもわかります。これは明確に1つのジャンルですね。

さて。前置きが長くなりましたが、稲船さんの流暢なw 解説でプレゼンテーションされた「DEAD RISING2」は、そんな「怖くはない楽しいゾンビゲーム」の最高峰にあるのではないかと思ってしまいました。自分の中にあまり比較対象がないのが残念でしたが、このクオリティでここまでやっているゾンビゲームは他にないのではないでしょうか。稲船さんもおっしゃってましたが、ゲーム性としては「ゾンビに追われて逃げるというプレッシャーを中心に置かない、自らゾンビを打ち倒しにいくゲーム」です。それもおもしろいですね。

写真は「DEAD RISING2」の新要素、アイテムを組み合わせて武器を作るというシーンを撮影したものなのですが(カヌー等のオールとチェーンソーを組み合わせてました)、会場からは笑いが起こってましたからね。それも手を叩かんばかりの明るい笑いです。これはヒットしそうだなぁ……と、僕も含めて会場中の人に思わせた稲船さんはさすがです。