#dgames #mh3 【狩られ道亜種】モンスターハンターフェスタ'09を終えて…… ロングインタビュー COMPLETE EDITION 弐 [倉西]

20091120 電撃ゲームス 表紙.jpg※この文章は電撃ゲームス Vol.3に掲載されているものの完全版です。

木下:ほんっとに電話出たくなかったですよ、かかってきた時は。あぁ、でも、ほんとは僕、ボウガンがやりたかったんですけどねぇ。パートナーが悪かったのが残念です。でも、決勝大会のレベルだと、僕らのベストタイムからでも40秒くらい縮めなきゃいけないんですよね。

辻本:それはすごいな。たぶん、僕ら、ロアルドロス自体を詰め切れてないんじゃないかと思いますね、彼らと比較して。ダメージを連続して与えていく、その計算ができてましたよね、決勝大会に進んできた彼らは。だからロアルドロスがあんなにひるみ続けて、またそこに攻撃が当たっていくという流れができてました。

木下:そういえば、僕らもベストタイムを出した時は、シビレ罠を使ってなかったんです。とにもかくにもダメージを、しっかり与えていくことですね。

ーーそういえば、お二人ともフリースタイル(リモコンとヌンチャク)でプレイされていましたね。

辻本:開発中も、ずっとフリースタイルでやってましたから。開発スタッフは9割くらいそうじゃなかったかなぁ。もしクラシックコントローラでやっていたら、もっとタイムは遅かったと思います。でも、4分はかからへんかったやろうけどなぁ(笑)

木下:フリースタイルは、慣れさえすれば、逆にすいすい遊べるようになりますから。ぜひ試してみてもらいたいですね。

プライドと笑い(?)を賭けた地区大会

ーーもういいですか? ロアルドロス討伐のお話はもう終わりにして……。唐突ですが! モンスターハンターフェスタ'09、おつかれさまでした! 今年も全会場回らせていただきまして、楽しませていただきました。スタッフのみなさんだけでなく、来場者のみなさんにも、ありがとうございましたとお伝えしたいと思います。というところで、その思い出をお聞きしたいのですが、まず、なんといっても狩王決定戦ですね。いかがでしたか?

木下:最初の東京大会からそうだったのですが、開発で想定していたタイムの上回り方というか上回られ方というか、それがすごくて……覚悟はしていたのですがびっくりしました。東京大会の日、大阪に残っていた開発スタッフもタイムを聞いて、驚きの声を上げていたそうです、早く動画が見たいって(笑) クルペッコ討伐にも驚きましたが、やっぱりラギアクルス討伐で3分を切ってきたのはびっくりでしたね。東京大会で優勝したartiesは、確かベストタイムが2分22秒って言ってましたよね。

辻本:モンハンフェスタ自体、東京大会からはじまるというのは、今年はじめてのことでした。過去2回も、当然なんですが応募総数も多くて、レベルが高くなる開催地なんですね。そこからはじまったということで、今年はいきなりクオリティの高い基準タイムが出ましたね。とはいえ、武器の組みあわせが一番多かったりもして、まだ練り切れてはいなかったんだなということも感じました。


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