#dgames 【本体メモリが足りません】 Wiiの魅力はバーチャルコンソールにアリ!(前編)

※この文章は電撃ゲームス11月20日発売号に掲載されたものです。


思い出いっぱい
やればやるほどディスクシステム

 本誌の読者には今さら説明するまでもないかも知れませんが、ディスクシステムとは1986年に発売された、ファミコン用の周辺機器です。ディスクカード(磁気ディスク)を用いることで容量が大きくなり(両面で約1メガビット)、ゲームデータのセーブが可能になりました。当時のロムカセットは容量が少ないことに加え、ゲームを続きから遊ぶ場合はパスワードを入力する必要がありました。特に印象に残っているのは『DQ?』の復活の呪文(53文字)でしょうか。何時間もぶっ続けでプレイしたあとに再開しようとして「ふっかつのじゅもんがちがいます」といわれたときのショックといったら……。まあ、よく確認しなかった自分が悪いんですけど。

01.bmp任天堂ハードならおまかせ!?

Mac佐藤

秋の夜長はゲーム三昧……とはいかず、ほとんどヒマなし。ダウンロードしたまま放置状態となっているバーチャルコンソールDSiウェアをなんとかしたい!

 このほか、ディスクシステムFM音源に似た新音源も搭載しており、1音のみですが実際の楽器に近い音色を使えるようになっています。これによってBGMに深みが増し、さまざまな名曲が生み出されました。

 そして一番画期的だったのは、たった¥500(一部例外アリ)でディスクカードを書き換えて新しいゲームを遊べたことですね。ディスクライターと呼ばれる書き換え装置が設置されているお店で、自分が持っているディスクカードを渡して料金を支払うことで、ゲームの書き換えができました。ディスクシステムのソフトを2、3本(ディスクカード2、3枚)買えば、書き換えて使いまわせるため、とても経済的。もちろん、もともと入っていたゲームは消えてしまいますが、¥500で新しいゲームが遊べるというのは、お金のない小・中学生にとっては夢のような話でした。

 世間的には大成功といえるほど普及するにはいたりませんでしたが、個人的には大ヒットハードで、まわりの友だちもほとんど所有していました。そんなディスクシステムのゲームのなかから、バーチャルコンソールで楽しめるオススメのゲーム2本を紹介しましょう。

(後編へ続く)

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