【MHG】あぁ、だから今夜だけはキミを(3/3)

会長……は、昨日も元気そうだったなぁ、決算説明会、おつかれさまでした……ではなく、怪鳥、イャンクックが、ゆっくりと首を振りながら崩れ落ちました。その時の僕の顔を僕自身は見ることができなかったわけですが、目は血走っていたに違いありません。これははっきり自分でもわかったのですが、ふぅふぅと、肩で息をしていました。その僕の両腕には、アイアンソード改が握られていました。電撃DS&Wiiの読者様には大変申し訳ないのですが、僕は「こいつで挑む!」と宣言していたランスをあきらめ、大剣に持ち替えていました。ランスで決定的に行き詰まってしまったイャンクックを、なんとか再挑戦で狩り切ったのです。

それでもやっぱり厳しかったことは変わりありませんでした。なにより痛い。初期の防具では、イャンクックの脚に触った程度でもぐっと体力を持っていかれてしまいます。回復薬10個は、やっぱり瞬く間に飲み切っていました。僕は現地で薬草を採取して飲んだり、キャンプに戻ってベッドを活用したりしました。約2年前、「MHP 2nd」にハマりはじめたころの感覚がよみがえってきました。アイテムなんてろくに持っていなくて、そしてどうやって使っていいかもよくわからず、僕は蛮勇だけを頼りにクエストに挑んでいました。その後、周囲のハンターさんたちの大協力の結果、僕はアイテム不足にも悩まされないようになってしまっていたのですが、それが、もしかしたら僕に忘れさせてしまったこともあった、そんな気がしました。


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