ゲーム雑誌は変わるのか? 第6回

※この文章は電撃PlayStation付録に掲載されたものです。

ゲームライターという仕事は、時給換算すると極めて効率の悪い仕事だ。当時、スーパーファミコンの全盛時代。最近(PS2以降)のゲームほどボリュームはなかったが、それでもRPGなんかを担当すると、さんざん長い時間をかけてゲームをプレイして、受け取る原稿料は……物価も違うので具体的な額は避けるが、雀の涙といっても過言ではないくらいだった。しかも、編集者さんからは「あそこの村で売ってたあのアイテム、いくらだったっけ?」などと、突然、聞かれたりする。まだ素人気分の抜けていなかった僕がゲームライターになって最初に覚えたのは、メモを取りながらゲームをプレイすることだった。そして、どんなレイアウトにして、どれくらいの文字量になって、何を伝えるのがポイントなのか、常に考えながらゲームをプレイするようになった。それは今も変わらない。「モンスターハンターポータブル 2nd」をプレイしているときは真剣でも、終わるとすぐ、ブログに書けるかどうか、書けるならどういう内容かということを考えている。職業病という言葉は好きではない。僕は、この職業と、こういうクセが好きだから。

ゲーム雑誌の記事には、大きく分けて攻略記事・新作記事・企画記事(ニュース等の情報系企画含む)の3つがある。あえてインタビュー記事を別に考えれば、4つになる。攻略記事は(雑誌の発売日時点では)発売済みのソフトをプレイしてプレイして、より効率的な、あるいはより楽しめるポイント、プレイ方法を見つけ出してまとめる記事だ。


※続きは下記のブログでどうぞ。

※PCでお読みの方、倉西のゲーム一般に関する雑文はこちらでどうぞ。

※ケータイでお読みの方、倉西のゲーム一般に関する雑文はこちらでどうぞ。

※倉西が関係するテキストはMac OS Xを使用して書かれています。