【MHP 2nd G】モンスターハンターフェスタ'08 福岡大会（その18） *

代表決定戦の興奮がなかなか冷めやらない中、辻本プロデューサー、一瀬ディレクター、小嶋プランナー、藤岡ディレクターが一言ずつ、来場者に感謝を述べた後、恒例の抽選会がはじまった。帰りの飛行機までの時間がなくなりつつあったのと、閉会後の混雑を考えて、僕は一足先に会場を後にした。

会場となった福岡ファッションビルを出たところで、サイバーコネクトツーの松山さんとばったり出会った。「今日は土曜なのに、うちの人間、100人くらい出社してるんですよ」。松山さんは笑いながら続けた。「でも、さすがにいっぺんに100人もおじゃましたら迷惑じゃないですか。なので、時間を分けて10人くらいずつ、見に行かせてもらいました。みんな、その赤いリストバンド、つけて帰ってきましたよ」。

「辻本さんに御挨拶しようかと思って」と、会場に消えていった松山さんと別れ、博多駅に歩き出した僕のケータイが鳴った。カプコン広報の山本君だった。「今日はどうもありがとうございました。来場者数が出まして、2200人です」。僕も丁寧に楽しませてもらった御礼を伝えてケータイを切ったところで、はじめて、少しだけ疲労を感じた。朝から取材をしていたのに、はじめて「ちょっと疲れたかな」と感じた。

「お客さん、逆方向なんだよね」。

「福岡空港まで」とお願いした途端、タクシーの運転手に注意された。「すいません」と謝りながら、そんなことはまったく気にせず、僕は双剣を握りしめてナルガクルガが潜む樹海に向かった。

2008年4月26日。僕は2200人の熱気の中にいたのだ。

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2,200人の狩人集結！「MHフェスタ’08 福岡大会」の「最速ハンター決定戦」レポ
電撃オンライン（20080427）