【MHP 2nd G】武器一筋からはじめよう(その1) *

「倉西さんのためにあるようなシステムですよ、オトモアイルー」。

こう書くと普通に読めますが、電撃PlayStationのデスク・野村は、見た目、ただのチンピラです。チンピラのくせに社外の人にはものすごくていねいです。しかし、社内では見た目通り、期待通りの口調です。実は27日朝、二人でいっしょにSHIBUYA TSUTAYAさんで並んでました。お店さんとしては大変御迷惑ではなかったかと思います。本当にごめんなさい。並ばれていた方々も、なにか理不尽な威圧を受けているような気持ちにしてしまったかもしれません。申し訳ございませんでした。僕たちはただ、並んで立っていただけなのですが。

「だって、倉西さん、一人で狩り行くじゃないですか。オトモっすよ、オトモ。なつきますよ」。

殴るぞ。僕は決して一人プレイが好きなわけではありません。やっぱり誰かといっしょに回る方が好きです。みんなで協力して大型モンスターを狩るのが楽しいに決まってる。た、だ……。確かに「モンスターハンターポータブル 2nd G」には、そんな気持ちをちょっと揺るがすシステムが用意されています。野村に言われるまでもなくわかってる。僕が大期待しているのが、オトモアイルーです。

くりかえしになりますが、僕はみんなとクエストに出る方が本当は好きです。それでも実際にはどうかというと、回数比率で考えると一人でクエストに出ることの方が多い。グチかよ! という内容なのですが、編集長と現場の編集者のスケジュールはあまりにも違います。たとえば編集長は午前中から出社することも多いです。会議やらなにやら、いろいろあるからです。ところが、現場の編集者はたいていの場合、午前中は社内のどこかで寝ているか、あるいはまだ自宅で寝ているか……という感じでぐっすりです。ここで生じるズレが解消されることはありません。睡眠や取材を終えたみんなが会社に入ってきて、それぞれの仕事っぷりがあわただしくなってくる夕方、編集長には、ちょっとした空き時間ができたりします。クエストに行きたくてしょうがないのですが、誰も相手にしてくれません。なんとか野村や青毛、西岡や男塾先輩といった、かわりばえのしないいつもの連中をつかまえて1回だけ回ってもらうのが関の山です。そして夜、みんなの仕事がちょっと一段落して、「なんか行かない?」とか話しているのを横目で見ながら、編集長はメーカーさんとの会食やらお約束やらに出かけていくわけです。

おまえら、もっと早く出社して仕事しろよ。あえて厳しい口調で書きましたが、本当にそうしていただきたい、お願いしますから。俺も連れてけよ、樹海。

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※画像は、電撃オンラインの以下の記事に掲出されているものです(クリックすると大きく表示されます)。
『MHP 2nd G』オトモアイルーの情報を大公開するのニャ!
オープニング画像もアリ!!

電撃オンライン(20080315)