【MHP 2nd】ファンキーモンキー宮本勲一（第9回）

ババコンガも一度、麻痺ってくれました。そして、わりとあっさり捕獲することもできました。ババコンガは傷つくとエリア7に逃げて眠るのですが、このかっこうがユニークですよね。で〜んとあおむけに寝っ転がって、腹をかきながら鼻ちょうちんです。ついさっきまで激しい立ち回りを演じてきた相手とは思えないような、マヌケな感じです。舌を出して眠りこけるティガレックスもバカづらだなぁw　と思いましたが、ババコンガはそれ以上です。こうした細かなところの作り込みも、「MHP 2nd」のモンスターはいいですよね。

なんてあっさり書いていますが、苦戦に次ぐ苦戦で、原稿を書く時間すらなくなってしまうのではないかと、暗雲立ちこめまくったドドブランゴとは異なり、ババコンガ狩猟は確かに楽でした。何度か回りましたが、一度も力尽きることもなかったです。一点、注意していたのは怒ってからの挙動です。怒ってからの桃毛獣は、動きが異常にすばやくなります。ほとんど予備動作のない突進は、何度か不用意に喰らいました。あとはあれです、放屁とフン攻撃です。これを喰らうと回復薬系が飲めなくなってしまい、意外なピンチに陥れられることがあります。この2点には注意が必要でしたが、おおむね、楽しく、回らせていただきました。2度目、3度目のチャレンジにはゲキリュウノツガイを持って出たのですが、怒ったババコンガとの立ち回りは、他のモンスターでは味わえないスピード感がありましたね。乱舞を喰らわせて、ヤツの身体に剃って移動するように回転回避、次の攻撃を繰り出しているところに乱舞、ヤツがすっ転がったらそっちの方向に（たいていの場合は）2回、回転回避を入れて起き上がりざまに乱舞……。この流れが流れるように続いた時は（ここの表現、わざとですw　それくらい美しく、楽しかったということです）、たまらない興奮を覚えました。この原稿が終わったら、もう一回、行こう！　今朝も起きぬけに一回、行ってきたし。

「牙獣たちの逆襲！」を3度も回ると、剣士用コンガSを作るのに十分な素材はそろいました。ただ、実際には、電撃攻略本編集部のイケメンにして最近は女子には狩られる（もしくは力尽きさせられる）ことの方が多いらしい若手スタッフ・ヒロトのアドバイスもあり、コンガUを作りました。これでまた、僕の物欲は確実に一段階、加速しました。「2ndG」発売まで、もうあまり時間はありません……。

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