スクウェア・エニックス パーティ2007 その19

スクウェア・エニックス パーティ2007PLAYSTATION3で2本、ケータイで1本が発表されている「FINAL FANTASY XIII」ですが、それぞれ、順調にムービーが更新されていました。なんとなくですが、そのことに安心してみたりw

もちろんどれもこれもすごい! という印象なのですが、個人的に、やっぱり目を奪われたのは「Versus」でした。PS3の「FF XIII」は、黒と白というイメージがあるのですが、黒の方ですね。ムービーの最初に、「これは現実に基づいたファンタジー」であるというアナウンスがあったように、西新宿を思わせる高層ビル群が描かれていましたし、あのキャラクターが車に乗っているシーンもありました。「我が国が保有するクリスタルは……」というニュースっぽい音声が流れたり、独特なイメージが随所にちりばめられていました。こういうディティールに、また興奮しますよね。

この画面がそのまま戦闘シーンになるのかどうかはわかりませんが、去年のTGSでも印象に残った、何本もの剣を使った戦闘の場面が、今回もたっぷり用意されていました。画面のキレイさとか、単純な動きの速さにも快感を覚えるのですが、やっぱりカット割りなんだろうか……ぞくぞくするシーンが連続します。速いとは、こういうことだと言わんばかりの表現というか。そもそも、移動というのは距離を時間で計測するようなものだと思うのですが、その制約から完全に解放されるような感覚……何書いてんだろう? 俺w まぁ、本当に気持ちがいい。このムービー、PSPで観られるようにしてもらえないかなぁ。

白の方、「XIII」は、今回はストーリー的な説明がつけられていて、物語の背景が理解できるものになっていました……といっても、まだまだ断片的なのですが。こちらも「Versus」とは異なるスピード感があります。全体の印象としては、やっぱり従来の「FF」に近いのかな。少なくとも「Versus」よりは近いです。なんかこう、どうしてもディティールに目がいってしまうのですが、敵兵の集団の動きなんかは、やっぱりPLAYSTATION3だなという気がします。楽しみ。

「Agito」も、ゲーム画面と思われるシーンがあったのですが、あの画面は、現在のケータイでプレイできるものなんだろうか。ヘタするとDSよりも全然キレイな画面に見えなくもない。次世代ケータイ向けなのかなぁ。ケータイは進化が早いですから、それを見越して開発が進められているのかもしれません。

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