【原稿料はウォレットで】無料でもここまで楽しめる! PSN活用術(前編)

【原稿料はウォレットで】無料でもここまで楽しめる! PSN活用術(前編)


※この文章は電撃ゲームス1月22日発売号に掲載されたものです。


意外(?)に未発達なPS3
PSPユーザーのネット接続ライフ

 昨年末に発売され、ゲーム市場を大いに賑わせた『ファイナルファンタジーXIII』。約437万台(2010年1月8日現在、アスキー総研調べ)と言われている日本国内のPS3市場において、なんと180万本以上のヒットを記録したとのこと。単純計算でPS3ユーザーの約2.4人に1人が『FF13』を買ったことになります。当然本体の牽引効果もかなりのもので、同梱版に限らず、この機会に本体もセットで買ったという人も多いはず。そこで今回は、PS3(およびPSP)のネットワークサービスであるPlayStation Network(PSN)サービスについて、改めて紹介しようと思います。

ライター.jpg家電もすべてソニー
(編)
液晶モニターの価格を調べるために某量販店に出かけたら、いつの間にかバイオの最新モデルを買っていた! 何を言っているのかわからねーと思うが以下略。

 PS3またはPSPをネットワークに接続するだけで、すぐに楽しめるPSNサービス。なかでも中核となっているのが、新作ソフトの体験版をダウンロードしたり、追加アイテムを購入したりすることができるオンライン上の店舗「PlayStation Store(PSストア)」でしょう。

 PS3の発売(2006年11月11日)に合わせて開始されたこのサービス、2008年10月にはPSPからの直接アクセスも可能となり、ハードの普及や機能の充実とともに利用者も増え続けています。ただ、本誌の読者層であれば当然の如く利用していると思われるPSストアですが、意外にも利用者数(1度でも接続したことがあるユーザー数)は、PS3ユーザー全体の半数にも満たないのだとか。PSNの前身(?)であるPS2の「PlayStation BB Navigator」サービスの時代と比べると、ブロードバンド環境の普及率もネット人口も隔世の感がありますが、それでもスタンドアローン(非ネット接続)でゲームを遊んでいる人が、まだまだ多いというのが現実のようです。

 もし、あなたがパソコンなどのためにブロードバンド環境を整えているのにもかかわらず、必要性を感じない、あるいは設定するのが面倒くさいなどの理由でPS3PSPをネットに繋いでいないのだとしたら、それは大いに損をしていると言えます。ブロードバンド環境さえあれば、PSストアには無料で(有料ならばなおのこと)楽しめるコンテンツが非常に充実しているのですから……。

(後編へ続く)